「探偵から見積もりをもらったけれど、この金額が高いのか分からない」
浮気調査では、1社から見積もりを受け取っただけでは、その料金が自分の調査条件に対して妥当なのか判断しにくい場合があります。
同じ夫の浮気調査でも、探偵社によって提案する調査時間、調査員数、料金体系、追加費用の条件が異なる場合があるためです。
そこで確認したいのが「相見積もり」です。
複数の探偵社へできるだけ同じ条件を伝え、見積もり総額だけでなく、調査時間や人数、延長料金、交通費などまで比較します。
国民生活センターも、探偵業者や興信所を選ぶ際には複数の事業者から見積もりを取り、料金内訳やキャンセル料などの説明を受けて比較するよう案内しています。
相見積もりの目的は、一番安い探偵を探すだけではありません。
「なぜこの料金なのか」を比べ、自分が納得できる条件で依頼先を判断するために使います🔎
浮気調査の相見積もりは必要?1社だけでは判断しにくい
浮気調査では、可能であれば複数社の見積もりを比較してから契約を判断した方が料金や調査内容の違いを把握しやすくなります。
1社から「30万円です」と提示されても、比較対象がなければ30万円が高いのか、調査内容を考えれば妥当なのか判断しにくいからです。
国民生活センターも複数社の見積もり比較を案内している
国民生活センターは、探偵業者や興信所を選ぶ際の注意点として、複数事業者から見積もりを取り、調査方法や料金内訳、キャンセル料などについて説明を受けたうえで比較するよう案内しています。
参考:国民生活センター「探偵業者や興信所を選ぶ際に、注意すべき点は何か」
つまり、他社の見積もりを確認してから依頼先を決める考え方は、特別な行動ではありません。
探偵社によって調査提案が違う場合がある
同じ相談内容でも、A社は「5時間×2日」、B社は「8時間×1日」と提案する可能性があります。
さらに、調査員2名を提案する会社もあれば、状況に応じて別の体制を提案する会社もあります。
このように調査条件自体が違えば、見積もり総額も変わります。
だからこそ、単純に「A社20万円、B社30万円」と金額だけを見ず、何に対する20万円・30万円なのかまで確認してください。
相見積もりを取る前に同じ条件を探偵へ伝える
相見積もりでは、できるだけ同じ条件を各社へ伝えるのが重要です。
A社とB社へ違う情報を伝えると、調査内容そのものが変わり、料金を比較しにくくなります。
相談前にまとめたい情報
現在分かっている範囲で、次の内容を整理しておきます。
- 怪しい曜日
- 怪しい時間帯
- 調査を始めたい場所
- 夫の勤務先
- 主な移動手段
- 帰宅時間の傾向
- 出張や飲み会の予定
- 希望する調査日
- 予算の上限
- 確認したい内容
すべて分からなくても問題ありません。
各社へ同じ情報を伝えれば、料金差や提案内容の違いを比較しやすくなります。
調査目的も揃えて伝える
「浮気しているか確認したい」という相談と、「特定の日に浮気相手と会う場面を確認したい」という相談では、提案される調査内容が変わる可能性があります。
相見積もりでは、各社へ同じ目的を説明してください。
相談前に準備する情報については、浮気調査を安くする方法7選|探偵へ相談する前に準備したい情報でも詳しく解説しています。
浮気調査の相見積もりで比較したい7項目
複数社から見積もりを取ったら、総額だけを比較して終わらせないようにしてください。
最低でも、次の7項目を横並びで確認すると違いを把握しやすくなります。
1.見積もり総額
最初に見るのは、現時点で提示されている見積もり総額です。
ただし、総額だけで「安い」「高い」と判断しないでください。
その金額に何時間、何名分の調査が含まれているのかを一緒に確認します。
2.調査時間
A社が20万円、B社が25万円ならA社が安く見えます。
しかし、A社が5時間、B社が10時間の提案なら、条件は同じではありません。
合計調査時間と、1日あたり何時間調査する予定なのかを確認してください。
3.調査員数
調査員の人数も料金へ影響する項目です。
2名体制と3名体制では総額が変わる可能性があります。
人数だけでなく、「なぜその人数が必要なのか」まで聞いてみましょう。
4.延長料金
調査予定時刻を過ぎても夫が浮気相手と行動していれば、延長を提案されるケースがあります。
その際の料金について、次の内容を確認します。
- 何分単位で加算されるか
- 1時間あたりいくらか
- 調査員数によって変わるか
- 延長前に確認連絡が入るか
- 延長できる上限があるか
5.車両費・交通費などの実費
夫が車や電車で移動すれば、調査側にも移動費が発生する場合があります。
車両費、ガソリン代、駐車料金、高速道路代、電車代、タクシー代などが基本料金へ含まれるのか確認してください。
特に出張先での浮気調査では、新幹線や宿泊費などが必要になる可能性もあります。
6.報告書作成費
調査終了後に受け取る報告書の作成費が、見積もり総額へ含まれているか確認します。
報告書の形式についても、写真付きなのか、データ形式なのか、紙で受け取るのかなどを聞いておきましょう。
7.キャンセル料・解約条件
夫の予定が急に変わり、調査日を変更したくなる場合もあります。
何日前からキャンセル料が発生するのか、日程変更でも料金が必要なのかを確認してください。
警察庁の運用基準でも、探偵業務の契約では解除に関する事項や違約金、追加料金が発生する業務などについて具体的に示す考え方が示されています。
参考:警察庁「探偵業の業務の適正化に関する法律等の解釈運用基準」
相見積もりで料金差が出たら理由を確認する
相見積もりを取ると、同じ相談内容でも金額に差が出る場合があります。
そこで「高い会社は除外」と判断する前に、なぜ料金が違うのか確認してください。
調査時間が違っていないか確認する
最も分かりやすい違いが調査時間です。
A社は6時間、B社は12時間を提案しているなら、総額に差が出るのは自然です。
「なぜ12時間必要なのですか」と聞けば、担当者の考え方も確認できます。
調査員数が違っていないか確認する
調査員2名と3名では人件費の計算が変わる可能性があります。
人数が多い提案を受けた場合は、その理由を聞いてください。
逆に人数が少ない場合も、予定している調査内容を実施できる体制なのか確認したいところです。
基本料金へ含まれる項目が違っていないか確認する
A社では車両費や報告書作成費込み、B社では別料金というケースなら、見積もり表面の数字だけでは比較できません。
追加料金については、浮気調査の追加料金には何がある?契約前に確認したい7つの費用も参考にしてください。
浮気調査の相見積もりは一番安い探偵を選ぶためだけではない
相見積もりを取ると、どうしても一番安い会社へ目が向きやすくなります。
しかし、料金だけで決めると、必要な調査時間や報告内容まで削られている可能性を見落とす場合があります。
安さと調査内容をセットで見る
たとえば、次の2社があるとします。
| 比較項目 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 見積もり総額 | 20万円 | 25万円 |
| 調査時間 | 6時間 | 10時間 |
| 調査員数 | 2名 | 2名 |
| 車両費 | 別料金 | 込み |
| 報告書 | 別料金 | 込み |
A社の方が5万円安くても、条件まで見ると単純にA社が得とは判断できません。
相見積もりでは、このように「料金+調査条件」で比較してください。
説明の分かりやすさも確認する
料金について質問した際に、何にいくら必要なのか分かりやすく説明してくれるかも確認材料になります。
見積書を見ても不明な項目が多い場合は、そのまま契約せず質問してください。
探偵料金が高すぎると感じた場合は、探偵の浮気調査が高すぎる?契約前に確認したい7つの料金項目も参考にしてください。
相見積もりを取る際は契約前の書面も確認する
最終的に依頼する探偵社を絞ったら、見積書だけではなく契約前に交付される書面も確認してください。
警察庁は、探偵業者が契約を締結しようとする際、あらかじめ重要事項を書面で交付して説明する義務があると案内しています。
調査内容・期間・方法を確認する
警察庁の運用基準では、調査対象者、調査目的、調査体制、調査地域、期間、時間帯、調査方法などを具体的に記載する考え方が示されています。
見積もり時に聞いていた内容と一致しているか確認してください。
追加料金と最大支払額を確認する
調査の進み方によって金額が変動する契約では、最終的な支払額が増える可能性があります。
警察庁の運用基準では、料金が変動する契約について、探偵業務にかかり得る最大限の総額や個別料金を詳しく明らかにする必要があると示されています。
「最終的に最大いくらまで支払う可能性がありますか」と聞き、予算を超えないか確認しましょう。
相見積もりを取りづらい場合はどうする?
複数の探偵社へ1社ずつ連絡するのが負担に感じる方もいるでしょう。
夫の浮気で精神的に余裕がない時期に、同じ説明を何度も繰り返すのは大変です。
最低限の条件をメモして使い回す
問い合わせ前に、次のような相談メモを作っておくと説明を繰り返しやすくなります。
相見積もり用メモ
- 希望日:金曜日
- 時間帯:18時〜24時
- 開始地点:勤務先付近
- 移動手段:車
- 怪しい行動:月2回ほど帰宅が深夜になる
- 希望:特定日の行動確認
- 予算:30万円以内
同じメモを基準に各社へ伝えれば、条件のズレを抑えやすくなります。
見積もりだけ取って断る選択もある
相見積もりを依頼したからといって、すべての探偵社と契約する必要はありません。
料金や調査内容を比較し、合わない会社は契約前に見送れます。
詳しくは、探偵は見積もりだけ取って断っても大丈夫?契約前に確認したい注意点で解説しています。
複数社への連絡が大変なら一括見積もりという選択肢もある
相見積もりの弱点は、複数社へ1社ずつ問い合わせる手間がかかる点です。
同じ条件を何度も説明し、見積書を集めるのが負担なら、一括見積もりサービスを利用する方法もあります。
同じ条件で複数社を比較しやすい
一括見積もりを利用すると、複数の探偵社へ個別に問い合わせる負担を減らしながら、料金や調査内容を比較しやすくなります。
重要なのは、そこで即決するのではなく、各社の見積もり条件を確認する姿勢です。
総額、調査時間、人数、追加料金、キャンセル条件などを比較してください。
見積もりを確認してから依頼するか決める
サイト設計でも、このページの役割は「探偵へすぐ依頼させる」ではなく、「1社だけでは判断しにくいため複数社を比べる」という流れを作る点にあります。
まず料金を確認し、予算や調査内容に納得できる会社があるかを見てから判断してください。
浮気調査の相見積もりに関するよくある質問
Q.浮気調査では相見積もりを取った方がいいですか?
1社だけでは提示された料金が自分の調査条件に対して高いのか判断しにくい場合があります。国民生活センターも、探偵業者を選ぶ際には複数事業者から見積もりを取り、料金内訳やキャンセル料などを比較するよう案内しています。
Q.探偵の相見積もりでは何を比較すればいいですか?
見積もり総額だけでなく、調査時間、調査員数、延長料金、車両費・交通費、報告書作成費、キャンセル条件などを比較してください。
Q.一番安い探偵を選べばいいですか?
金額だけでは判断できません。安く見えても調査時間が短い、車両費や報告書が別料金という場合があります。総額と調査条件をセットで確認してください。
Q.相見積もりを取る際は同じ条件を伝えた方がいいですか?
できるだけ同じ条件を伝えた方が比較しやすくなります。希望日、時間帯、開始地点、移動手段、現在分かっている行動、予算などを揃えて伝えてください。
Q.相見積もりを取っても契約しなくて大丈夫ですか?
見積もりを受け取っただけなら、必ず契約する必要はありません。料金や調査内容に納得できなければ契約前に見送れます。すでに正式契約を済ませている場合は、契約書の解約条件を確認してください。
まとめ|浮気調査は1社だけで決めず相見積もりで条件を比べよう
浮気調査では、1社から見積もりを受け取っただけでは、その金額が自分の調査条件に対して妥当なのか判断しにくい場合があります。
相見積もりを取る際は、各社へできるだけ同じ条件を伝えてください。
そして、見積もり総額だけではなく、調査時間、調査員数、延長料金、車両費・交通費、報告書作成費、キャンセル条件まで比較します。
料金差が大きければ、「なぜこの時間が必要なのか」「何が料金へ含まれているのか」と質問してみましょう。
一番安い会社を探すだけではなく、自分の希望する調査内容と予算が合っているかを見るのが相見積もりの目的です。
国民生活センターも、探偵業者を選ぶ際には複数社の見積もりを比較するよう案内しています。
複数社へ1社ずつ連絡する負担が大きければ、一括見積もりを利用して比較する方法もあります🔎
探偵を今すぐ決める必要はありません。
まず同じ条件で複数社の料金を確認し、自分が納得できる調査内容があるかを見てから依頼先を判断してください。


